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飼い犬が飼い主を噛む……噛み方によって変わる対応方法

   

飼い犬が飼い主を噛む……噛み方によって変わる対応方法

飼い犬が飼い主を噛むといっても、犬の噛み方にはいろいろな種類があります。

噛み方の種類によって対応も異なってきます。もし本気で攻撃噛みをしていたら大問題です。

今回は、飼い犬が飼い主を噛むということについて、いろいろ調べてみました。

飼っている犬に噛まれて困っている飼い主の方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

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飼い犬が飼い主を噛む問題!犬の性質と噛み方の種類

イヌの祖先はオオカミの祖先と共通の祖先だと言われています。

イヌにはオオカミと同じような遺伝的素質があると考えられます。そのうちの一つは、オオカミは群れで狩りをするので、その群れのリーダーの指示には服従するという本能的な性質がインプットされています。

ですので、犬にもこの「リーダーには服従する」という性質が本来備わっているものなのです。

また、犬はホモサピエンスの時代から、人類と一緒に生活していたという研究もあるほど、人間とは非常に長い付き合いがある動物なのです。

さて、犬が飼い主に噛み付くと言っても、噛み方にはいくつもの種類があります。

  • 甘え:じゃれて噛みついたり、かまってほしい時の噛み方です。
  • 警告:近寄るなとか、触るなといった警告の意味を込めた噛み方です。
  • 本能:犬種によって猟犬などは動くものに本能的に噛み付いたりします。また恐怖心から噛むこともあります。
  • 攻撃:獲物を襲ったり、権力闘争の際の噛み方です。

噛み方の種類によって対応も異なってきます。

飼い主ができるものから、プロの訓練士でも困難なものまでさまざまです。

一つ言えることは、もし飼い犬が飼い主に本気で攻撃噛みするというようなことは、イヌとしては本来あってはならないことなのです。

どのような状況で起こる?飼い犬が飼い主を噛む問題

飼い犬に噛まれると言っても、いろいろな程度がありますので、ここでは飼い主がケガをするほどに噛みつかれたという場合を考えてみます。

飼い主にケガを負わせるほど噛みつくというのには、本能的や攻撃的な噛みつきが考えられます。甘えや警告の噛み方では、普通はケガまで負うことはないと考えられます。

まず、本能的な噛みつきですが、この中には反射的な噛みつきも含まれます。

例えば、犬の足を踏んでしまったとか、逃げ場がないようなところで急に驚かせたとか、不意に犬の嫌がるところに触れたとかが考えられます。

本能的には、急に子供が目の前を駆け出したような場合には、猟犬の犬種では追いかけて噛みつくというのありうるかと思います。

次に攻撃的な噛みつきですが、犬の飼育環境や体調、精神的な状況によっては、警告的な噛みつき方をすべき時に本気で噛み付くような場合も考えられます。

本来、犬というのは飼い主に対して攻撃的に噛み付くというようなことはないと考えられる生き物です。

ですので、これまで普通に飼っていた犬が飼い主に噛み付くようになった場合には、何か大きな問題があると考えて対応することが必要かと思います。

それと、飼い犬に噛まれてケガをした場合、飼い犬が毎年狂犬病の予防接種を受けていると破傷風や感染症の対策だけでよいのですが、狂犬病の予防接種を受けていない場合には、狂犬病になる可能性が極僅かですがあると考えられます。

しかし、日本国内ではこの50年間は狂犬病の発生はありません。

もしどうしても狂犬病が心配という方は、暴露後ワクチン接種という方法があり狂犬病ワクチンを接種することにより発症を抑えることができます。

飼い犬が飼い主を噛む理由

飼い犬が飼い主を噛む理由ですが、噛み方によって理由も異なってきます。

まず、「甘え」によって噛みつく場合は、日頃の犬との遊びが足りないのかもしれません。

飼い主に対して、どの程度まで甘えて噛みついてもよいのか、まだ学習していないのかもしれません。

また、子犬の時は、歯の生え変わりの時期などは、歯がむずがゆくて噛む場合もあります。

次に、「警告」の意味合いで嚙みつく場合は、自分のテリトリーに突然入って来られた場合や、餌を食べている時に体を触られたりした時に噛む場合があります。

そして「本能」的に噛みつく場合は、突然子供が目の前を駆け出していった場合や、逃げ場のないような場所で突然入り口を塞がれたような場合に反射的に噛みつく場合があります。

最後に、「攻撃」として噛みつく場合ですが、本来犬は飼い主に対して攻撃的に噛みつくことはない動物です。

しかし、自分がリーダーだと勘違いしている犬の場合や、人間に対して恐怖心や敵意を持っている犬の場合は、人間に対してでも本気で攻撃する場合があります。

甘えて噛む場合や、警告で噛む場合は、それほど強い力では噛みつきませんので、怪我をすることはまずないと思います。

しかし、本能的に噛む場合や、攻撃として噛む場合には、本気で噛みつきますので、大怪我をする場合がありますので、注意が必要です。

飼い犬が飼い主を噛む時の対処法

1.甘えて噛む場合

飼い犬と遊んでいる際、時々歯型がつくくらい強く噛まれることがあります。

このような際は、落ち着いて「ダメ」とか「NO」とかはっきり命令してください。

大げさに騒いだりすると犬は遊びの延長と勘違いして、さらに噛むことがあります。

2.警告の噛みつき

餌を食べている時や、自分のテリトリーに入ってきた場合、また体の嫌な場所を触られたりした際に、うなり声を出す場合があります。

それでも中止しない場合、噛み付く場合があります。うなり声などで警告している際には、動作を中止してください。

3.本能的に噛む

犬の足や尻尾を踏んだり、急に驚かせた場合に噛み付かれることがあります。これは反射的な噛み付きですので、原因を作った飼い主の方が悪いです。

飼い主の方が注意してください。

4.攻撃的な噛み付き

飼い主に本気で噛み付くというのは大問題です。

プロの訓練士にお願いするしか方法がないかと思います。しかし、プロの訓練士でも手に負えない場合がありますので、このような場合には訓練士と今後の飼い方について相談してみてください。

飼い犬が飼い主を噛むようになった原因と性別による差

ここでは、最も深刻な攻撃噛みについて考えてみたいと思います。

飼い主に本気で攻撃的に噛み付くというのは、犬として失格と言えるかと思います。

これはしつけ以前の問題です。このような犬になってしまった理由としては、子犬の時期に親犬と一緒の期間が短かすぎ、犬社会の掟を学べなかったためや、飼い主が甘やかし過ぎて自分の方が飼い主より上位だと勘違いしてしまった場合、これは特に小型の愛玩犬に多く見られます。

このような場合には、人間の方が犬より上位だということを認識させる必要があります。これには野生動物のボスを決める決闘と同じような意味合いの行動、行為が人間と犬の間で必要になる場合もあります。

それと一般的には、オス犬の方がメス犬に比べ気性が荒いので、オス犬の性格をおとなしくさせるために去勢という方法もあります。

しかし、全身麻酔による手術が必要ですので、リスクを伴います。動物病院の先生とよく相談してメリット、デメリットを認識した上で、どうするかの判断が必要です。

飼い犬が飼い主を攻撃的に噛む時の対処法

犬に限らず動物のしつけには、基本的に「アメとムチ」が有効な手段となります。

人間であれば話し合いによる方法がありますが、犬とはなかなか言葉では複雑な内容のことは伝えることができません。

しつけの際の用語は毎回同じ言葉を用い、悪いことをした時には「ダメ」とか「NO」とかはっきりと伝えます。

その場面によって異なる言葉を使うと、犬のほうが混乱して飼い主の指示を理解しにくくなります。

また、犬は人間の態度や口調から、飼い主が「喜んでいる」とか「悲しんでいる」などの感情を理解しますので、ある程度の人間の気持ちが伝わります。

ですので、特に良いことをした時には、心から褒めてあげると、良いことをしたとの認識は伝わりやすいかと思います。

それと、本気で噛み付く犬への対策として「犬歯」の切断というのがあります。これは、犬の犬歯(キバ)を半分くらいに切断する外科的な方法です。

噛み付かれることによるケガを少なくするという点では有効だと思います。しかし、犬歯を切断したことにより飼い主が安心してしまい、なぜ噛み付くのかということへの対応が疎かになってしまうなどの問題が指摘されています。

ですので、犬歯を切断してもなぜ噛み付くのかという事に対する対応や、噛み付きをしないようなしつけは継続して行なっていく必要があります。

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