知恵の花

妊娠初期の流産の可能性〜原因と可能性を低くする方法とは〜

      2017/03/19

妊娠初期の流産の可能性〜原因と可能性を低くする方法とは〜

妊娠して喜んだのもつかの間、いろいろと不安なこともたくさん出てきますよね。

妊娠初期の不安の多くは、流産だと思います。流産は妊娠初期である妊娠4ヶ月(妊娠15週)までに起こることが多く、全流産の約9割を占めると言われています。

今回は、妊娠初期の初期流産の可能性とそれを少しでも下げる方法について調べてみました。

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妊娠初期(妊娠15週まで)は流産の可能性が高い!

待望の妊娠!流産が怖い!流産が起こる頻度は?

残念ですが、実際のところ流産は、意外なまでに頻繁におこっているのです。

30代の友人に聞いてみると、実は…と何人かに1人は流産歴を告白してくれます。

私も2度の流産を経験していますが、まさか自分が流産するとは考えてもいませんでした。

データで見てみても次のとおりです。

流産は全妊娠の約15%におこっているとされています。

そもそも流産の定義とは「妊娠21週6日までに妊娠の継続が不可能になった妊娠」とされています。

そして流産のほとんどは妊娠初期とよばれる15週までに発生しています。

初期の流産は8人に1人の割合でおこっているといわれています。

流産のほとんどは初期流産になるというわけです。

流産が発生するという15%のうち、妊娠12週未満(妊娠11週6日)までに発生する妊娠初期流産が約13%、妊娠12週以降の妊娠中後期流産が約2%と、ほとんどが妊娠初期流産に分類されるということです。

一般的には6週から9週ほどで確認されるといわれている胎児の心拍確認までが一つのハードルとされています。

心拍確認以降に流産する確率は5%前後まで下がります。

最近では医療技術の進歩のため、心拍確認の時期が早まることで心拍確認後の流産も増えてきているのもまた事実です。

妊娠12週までは誰しも流産の確率が15%ほどあると念頭に置いておくべきかもしれません。

流産の可能性のある妊娠初期の症状とは

流産の症状と呼ばれるものも個人差がありますが、たいていの場合出血と、腹部が張るような痛みがあります。

小さなお産とも呼ばれているようです。

出血

妊娠初期に出血があることは珍しくはありません。

出血があったからといってすぐに流産とは限りませんが、心配だと思いますのですぐに病院へ行くことをおすすめします。

実際のところ流産は出血で始まることが多く、また、痛みが強くなると出血も多くなります。

これも個人差や流産の時期により違いがありますが、出血がはじまりしばらくすると血液の中から、かたまりのようなものが出てきます。

子宮の内容物がすべて出てしまうと出血は終了します。

子宮の中がきれいになったことを病院で確認してもらいましょう。

また、内容物が一部でも残っていると、出血はいつまでもつづきます。

出血の色は鮮やかではなく、暗褐色かチョコレート色の場合が多いようです。

痛み

妊娠週数が早く流産してしまった場合はそこまで痛むことはありませんが、週数が経っているほど強い痛みを伴います。

下腹が張る感じや陣痛が始まり、そして痛みは断続的で陣痛のように規則性があります。

足の付け根に感じる、腸性の場合の腹痛とは異なります。

異物感

胎動を感じるようになってからの流産では、胎動の消失や腹部の異物感があります。

流産はいくつかのタイプに分けることができます。

自然流産の兆候・症状

  • 不正出血
  • 腹痛
  • 腰痛
  • 腹部の張り
  • つわりが急に軽くなる
  • 基礎体温の低下

こういった症状があれば必ず自然流産になってしまうというわけではありません。

妊娠初期においては、問題がなくとも同様の症状が現れることも多いです。

これらの症状が一度に重なった場合は流産の疑いが強いと考えられますので、いずれにせよ心配を感じた場合にはすぐに産婦人科を受診することをおすすめします。

「何しにきたの」とは言われないはずです。

また、自然妊娠の中でも子宮の内容物が完全に流れ出る「完全流産」のほかにも「稽留流産」といって、自覚症状がないまま、お腹の中で赤ちゃんがなくなってしまう場合もあります。

流産の心配をしすぎてもよくありませんが、なるべくならば初期のうちはこまめに妊婦健診をしてくれる病院を探して赤ちゃんの様子をしっかりと確認してもらうことが大切です。

感染にも要注意!妊娠初期流産の可能性となる原因とは

特定の菌やウイルスへの感染も流産の原因になりえます。

特に妊娠中はママの免疫力が低下している状態です。

風しん・B型肝炎・サイトメガロウイルスなど妊娠中に注意すべき菌が存在します。

危険な菌が血管をとおり胎児にまで届き、胎児が感染してしまえば死亡の可能性や重篤な障害が残る可能性が高くなります。

ママにとっても菌は大敵で、治るまでに時間を要したり、妊娠していないときよりも容態の悪化の可能性がありそれは胎児にも長期間悪影響を与え続けることを意味します。

また、性感染症であるクラミジア・ヘルペス・梅毒などは子宮からの距離が近いため 感染が原因の炎症を起こしやすく、流産とまではいかないでも母子感染する可能性もあり、大変恐ろしいです。

「リステリア菌」という菌の名前はご存知でしょうか。

河などの水や動物の腸管内など身近なところに広く存在する、食中毒菌の1種です。

食品安全委員会によると、リステリア感染症の推定患者数は平成23年で年間200人とされています。

健常な成人であれば大抵の場合軽症で自然治癒が期待されますが、妊娠中に感染すると流産する危険性や、胎児死亡などの重大な状況に至るケースもあります。

リステリア菌に十分に注意するためにも日々の手洗いや、汚い水や動物などに気を付けましょう。

乳製品、食肉加工品や魚介類加工品にも含まれるとされており、妊娠中に生ものを避けるべき、とはこういったこともあるからです。

妊娠中はリステリア菌に感染するリスクは20倍妊娠中はリステリア菌に感染する確率が高く健常な成人と比較し約20倍とされています。

妊婦さんは免疫力の弱いので感染すると通常ならば発生の可能性が低いような食中毒の症状も重症化する可能性があります。

母体はもちろん、赤ちゃんにも影響を与えてしまう恐ろしい、注意すべき菌なのです。

高齢出産で妊娠初期の流産の可能性が上がる理由

流産の確率がグンとあがる高齢出産流産や早産など、問題が発生する危険性が高い高齢出産ですが、晩婚化の現在他人事ではなくなってきています。

全年齢を対象とした流産の可能性は全妊娠中15%前後ですが、それが35歳を過ぎたらグンと上がりはじめます。

35歳以上妊娠の場合流産の確率は20%、40歳を超えると30%程度と右肩上がりに上がっていきます。

昔は流産の原因は「母体が無理をしたから」といわれ、ママが責められることもありました。

今でもあまり知られていませんが流産は母体や胎児に妊娠を継続できない理由があるために発生することがほとんどです。

高齢妊娠の場合卵子の老化が原因で、胎児の染色体異常の確率があがるといわれています。

卵子の老化は様々なトラブルを起こりやすくします。

高齢妊娠となればなるほど、流産は珍しいことではなくなります。

染色体異常の確率の高さ最近はようやく知られてきましたが、高齢出産に伴う流産の原因のほとんどは胎児の染色体異常なのです。

特にダウン症は母親の年齢(卵子の状態)が関係しているとされていて、母体の年齢の高さと比例して発症率が高くなります。

20代での出産の場合、0.1%程度の確率でダウン症の子が生まれてきますが、35歳で0.3%。

40歳で1.0%程度とこちらも右肩上がりです。

そこで高齢出産に限り出生前診断の対象となり、異常の可能性を検査することができます。

検査については個人の判断にゆだねられますが、危険性や確率を考えるとぜひ検査をしたほうがよいでしょう。

それでも妊娠初期に無理をしてはいけない流産の原因のほどんどは胎児にあり、あなたのせいではありませんが、とはいえ妊娠初期に無理は禁物です。

立ち仕事もあると思いますが、できる限り心と体がリラックスするように過ごしましょう。

妊娠初期の流産の可能性を少しでも下げる方法はあるの?

睡眠の大切さストレスは大敵です。

不妊だけでなく、流産の原因にもなります。

ストレスを溜めないためにも、睡眠はしっかりとりましょう。

夜は22時までに就寝することをお勧めします。

また、妊娠中は非常に疲れやすいので、お昼寝ができる環境が望ましいです。

1日3食のバランスのいい食事を睡眠だけでなく、もちろん食事が大切です。

栄養バランスの良い食事を、1日3食規則正しく摂りましょう。

ほうれん草などに含まれる葉酸は、流産の予防にもつながるとされています。

身体を温めるまた、手足の先やおなかが冷えていませんか。

足湯やマッサージ、ヨガなどの軽い運動で、全身の血流をよくしておきましょう。

おなかの赤ちゃんにあたたかい血液が流れていくイメージをしてみるとよいでしょう。

流産の原因はほとんどが胎児にありますが、母体が気をつけられることとして、体を大事にし、ストレスにならない程度にいろいろなことに注意して過ごすことが重要です。

とはいえ忙しく、バランスの良い食事ができない場合は医師や薬剤師に相談してサプリメントを利用するのもお勧めです。

ストレスのない健康的な生活習慣を過ごしたとしても、流産は突然やってくるものです。

防ぐことはなかなか難しいことですが、無知でいるよりも知識を持って妊娠生活を送ることで流産を防げる可能性は高くなります。

何よりも不安になりすぎないということがいちばん大切です。

大きく深呼吸を繰り返し、赤ちゃんが健やかに子宮の中で育っているイメージをもってみましょう。

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