コーヒー風呂って知ってる？気になる効能と効果的な入浴法！

コーヒーは様々な嬉しい効果があることをご存知ですか？

美容や健康など、カラダに嬉しい効果がたくさんです。

だけどコーヒーが苦手…という人も意外と多いですよね。

そんな時にオススメなのがコーヒー風呂です。

コーヒーで得られる効果や、コーヒー風呂の効能などを詳しくまとめてみました。

ぜひ参考にして、コーヒー風呂をお試しください！

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コーヒー風呂で得られる？嬉しい効能は…

1．抗菌作用

少し意外かもしれませんが、コーヒーにはO-157などの病原性大腸菌やサルモネラ菌、また、危険度がとても高いといわれるセラチア菌など様々な病原菌の増殖を防ぐ効果があるのです。

この時期かかりやすいと言われる感染症もコーヒーを飲めば、原因になる菌の増殖から身を守ることができるのだそうですよ。

2．ダイエット効果

焙煎度合いにもよるのですが、ブラックコーヒーに含まれるカロリーはゼロなのです！

カフェインは頭をすっきりさせ、脂肪の燃焼を促進する効果があるので、これが多く含まれるコーヒーにはダイエットに期待できるのです。

３．皮膚癌の予防

２０１２年の調査で、一日にコーヒーを3杯以上飲む女性は、基底細胞癌になるリスクが格段に低いということがわかったそうです。

基底細胞癌は皮膚癌のひとつでその中ではもっとも発症率が多いといわれる癌です。

コーヒーには抗酸化作用もあるので、肌の老化を防ぐのにもうってつけですよね。

４．虫歯予防

病原菌だけではなく虫歯も防いでくれるコーヒー。

人が炭水化物を摂取すると、口内に住んでいる炭水化物を養分にしているバクテリアが酸化作用を起こします。

しかし、食後にコーヒーを飲むとこの原因になるバクテリアの繁殖を抑えるだけでなく、酸も中和してくれるので虫歯を防ぐことができるのです。

食後のコーヒーというのにはちゃんと意味があったんですね。

なお、この場合は糖質を含まないブラックコーヒーにすることをおすすめします。

５．メンタルヘルス

ハーバード大学の調査によると、一日に珈琲を4杯飲んでいる人は、総でない人に比べ約20%も鬱になりにくいということがわかっています。

カフェインには脳をリラックスする効能があることもわかっているので、ストレスを解消するのにも効果があるようです。

６．記憶力のアップ

一日に2杯以上の珈琲には長期記憶をアップさせ、それと同時に思考力にも効能が見られるようです。

長期的に見ればアルツハイマーにならないようにするのにも効果が期待できます。

７． 糖尿病の予防

病原菌や虫歯などの予防については既にお話しましたが、ハーバード大学の調査結果から、一日に一杯のコーヒーで糖尿病のリスクが33%糖尿病になるリスクも抑えられるという結果が出ています。

以上の7つがコーヒーの便利な効能です。

日に日に暖かくなってきて湿度も上がってくる中、手軽にコーヒーで健康をサポートしてみてはいかがでしょうか？

飲むより風呂!?コーヒーの効能は飲み過ぎに注意！

こんなに手軽に様々な効能が得られるコーヒーですが、カフェインの取りすぎにはマイナスになってしまう面もあります。

1 胃痛の誘発

カフェインには胃液の分泌を促進する効果があるため、必要以上の胃液によって胃を荒らしてしまうことがあります。

空腹時のカフェイン摂取はやめた方が無難です。

2　貧血　

カフェインは鉄分や亜鉛などのミネラル質の吸収を妨げるので、貧血で困っている場合はカフェインの摂りすぎに気をつけたほうがよいといえるでしょう。

3　睡眠の質への影響　

カフェインは神経を高ぶらせ体を興奮させる性質があるので飲むと寝つきが悪くなったり、寝ている間の睡眠の質が下がってしまうことがあります。

興奮剤としての作用を防ぐために寝る前の3時間以内は、カフェインを取らないようにしましょう。

4　自律神経の乱れ　

身体を活動的にする交感神経を刺激するカフェインを摂取しすぎると、心拍数や血圧が日常的に上がっている状態が続いてしまいからだがずっと興奮状態になってしまいます。　

この状態が続くと自律神経のバランスが乱れてしまい、気分の落ち込みやだるさを感じるようになります。

コーヒー風呂の気になる効能は？

コーヒー風呂には二種類あります。

ひとつめは焙煎済みのコーヒー豆を荒く挽き、酵素で自然発酵させて砂風呂のようにしたもの。

もうひとつは抽出したコーヒー液を浴槽に入れて浸かるものです。

今回は二番目についてお話しようと思います。

コーヒー風呂には様々な効能がみられますが、大きなものには美肌効果と温熱効果、リラックス、ダイエット、疲労回復などがあります。

コーヒーの芳香にはリラックス効果があります。

コーヒーの匂いをかぐ事にリラックス状態のときに見られるα波が出るという調査結果が出ています。

それだけではなく、抗酸化作用やカフェインにより脂肪燃焼効果も期待できます。

コーヒー風呂を自宅で楽しむには、グラウンドコーヒーを水1リットルと一緒に鍋にかけ、煮出したものをろ過して風呂に入れます。

飲むときよりも濃く抽出するのがポイントです。

他には、飲んだ後のコーヒーかすをさらしなどの布に包み、湯船に入れて楽しむという方法もあります。

コーヒー風呂への反応はポジティブなものは「リラックスできた」「お肌がつるつるになった」「垢がぼろぼろ取れてきた」という一方、「コーヒーの匂いや色が付いてしまいとれなくて困った」というネガティブな意見もあります。

コーヒー風呂に入浴する時の注意点

身体によい効果がたくさんあるコーヒー風呂ですが、実際にするときには注意しなければならないことはいくつかあります。

まず、入浴後にコーヒーの色がタオルや衣服などについてしまうことがあること。

加えて残り湯に濃い色が付いているため再利用することがなかなか難しい点です。

洗濯に使おうものなら洗濯物が全てコーヒー色になってしまうため洗濯機の水としての使用は厳禁ですし、同様に、コーヒーは植木にとっては刺激物となる成分が含まれているため、コーヒー風呂の残り湯を植木などにあげることもお勧めできません。

特に白物を洗う場合は、衣料の繊維に色素が沈着してしまう可能性があります。

そして、コーヒー風呂を自宅で行うと風呂釜を傷めてしまうことがある点です。

入浴剤等が使えない風呂釜ではトラブルが起こる可能性があるので、自分の家のものでは使えるかどうか浴槽の種類を確かめ、事前にメーカーや風呂釜の説明、注意をきちんと読んでから実行しましょう。

コーヒーの香りが安らぎを与える！

街でたまたま入ったカフェの中で、コーヒーの香りが漂ってきたときにやすらぎを感じる、という方も少なくないと思います。

脳医学的な研究から、コーヒーの香りには高いリラックス効果をもたらすということがわかっています。

最近の研究結果によると、嗅覚は人間の五感の中でも脳に直接作用し、影響力が非常に高いということがわかっています。

その中でも、コーヒーは抜群に癒しの効果をもたらすことが実証されています。

私たちが喫茶店でコーヒーの香りが漂っているのを感じると「いい匂いだな」と安らぎを覚えるのは、脳の反応によるものであるといえます。

とある実験では、香りの作用によって、人の対応や反応に違いが出るかというものを検証したそうです。

内容は、物を落としたときに、被験者を普通の道端で落とした場合と、喫茶店などのコーヒーの香りがする場所でものを落とした場合では、人の反応はどう変わるかというものだそうです。

このとき、後者の方が拾ってくれる確率が高かったという結果が出ました。

つまり、「人はコーヒーの香りをかいでいるときのほうが周囲に優しくなれる」ということです。

香りがどのような作用を実際に脳にもたらすのかということについても説明がなされています。

人は、睡眠不足や疲労の蓄積によって脳細胞が減少してしまうというのですが、珈琲臭を嗅ぐことで、減少した細胞をもう一度取り戻すことができるというのです。

徹夜して勉強したり、会社で残業中など、疲労がたまってストレスを感じているときに、コーヒーを飲んでリラックスしたり気分をリフレッシュさせることもよくあるかと思います。

習慣だったり、意識せずに飲んでいる方もいるかとは思いますが、それは無意識に癒しを求めた結果の表れなのかもしれません。

飲んだときの成分だけではなく、香りだけでも癒しの効果を実感することができます。

もしかすると、部屋の芳香も珈琲のアロマなどに変えてみると安らぎの効果を得ることができるかもしれませんね。