仕事のミスを隠す人の特徴・心理…隠されないためにできる対処法
仕事でミスをしたりしたときどうしても隠したい気持ちになり、素直に打ち明けるのが難しいという経験をしたことがある人もいると思います。
頭ではミスを隠すのは悪いと思いながらも後ろめたさを感じてどうにか隠せないものかと悩むと思います。
けど失敗を隠したことでその場が丸く収まるわけではないのではっきり伝えた方が良いのは事実です。
今回は、失敗したときに隠したくなる心理や隠させないためにできる対処法をご紹介します。
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仕事でのミスを隠す人の特徴とそのときの心理状態
心理その1 【 臆病な性格で自分のミスを責められるのが怖い 】
特に新人会社員や経験が足りていない人のが持つ心理の多くは「恐怖心」です。
自分の力ではどうにもカバーすることのできないミスについては、当たり前ですが、上司または社外の関係者に報告し、問題を改善させなければなりません。
ところが、そうなれば周りからの苦情は避けられず、最悪「取引停止」などと言われてしまう可能性もあります。
仕事経験の未熟な人は、特にこうした結末をひどく怖がり、「ダメなこと」とはわかっていながらも、ミスを隠そうとしてしまうのです。
心理その2 【 自尊心が強く、「できる人」でありたい 】
ある程度経験を積んできた人は、新人会社員よりも自尊心が強く、自分のことを「できる人」だと思われたい傾向にあります。
特に周りや上司から高い評価を受けている人とっては、「周りの誰にもミスを気づかせたくない」という心理が強く働きます。
上司からがっかりされたり、「君にしてはどうした?」という言葉をいわれるのがとても恐ろしく、それがミスを隠したい気持ちになるのです。
心理その3 【 出世したい気持ちが強い 】
出世欲の強い人はミスを隠したがります。
しかしこれは、自尊心や自己愛などは関係なく、上昇志向の強さが強く出たパターンです。
ミスが周りや上司に知られると、自分の評価は落ちてしまい、自分の描いているキャリア計画に支障が出てしまいます。
ですので、打算的かつ計算高い人がこのような考えに陥ります。
心理その4 【 クビにされたくない 】
これはよほどの大きなミスがなければない話ですが、そういった恐怖心からミスをひたすら隠すといった傾向もあります。
前にも同じミスをして、その時上司に、「次また同じミスをしたら謝って済む話にはならない」などと言い渡されている場合、隠そうとする心理はごく自然です。
その人の生活や人生に大きく影響するような状況であれば多少の同情はあって仕方がないと思います。
心理その5 【 仕事を甘くみている 】
このような心理もあります。
それは仕事を甘く見すぎているということです。
このような人はミスをしても「大騒ぎするほどのことではない」と考えます。
それが実際に同じチームの成績を落としたり、外部に影響を及ぼすようなミスであっても動じません。
そもそも「ミスを隠せば大ごとになる」などという危機意識が全くないので、タチの悪い心理である事は間違いないようです。
仕事でミスをしてしまう人にみられる5つの原因
【 集中すべき時を掴めていない 】
人の集中力は1時間も続けばいい方です。
全ての仕事に全精力を捧げるのではなく、場面を見極めてほどほどに力を抜くべきです。
すると多少のミスはあっても処理能力は高いという好印象を周りに与える事ができます。
【 メモを全然とらない 】
これはよく言われていますが、「初心忘るべからず」は重要な事です。
ちょっとしたミス防止するためにも、常にメモを持参して紙に書き写すことを心がけましょう。
またタスクの管理もれを少なくしようといった姿勢も伝わると思います。
【 事前確認をしない 】
ミスを減らすためにはメモ同様に大切な事です。
この仕事をやるべきかどうか考え込む暇があるのなら上司に相談した方が早いです。
あまりしつこく質問するのはおすすめしませんが、自分勝手にやられるよりはマシなはずです。
【 視野が狭く、周りが見えていない 】
仕事のできる人は常に周りに気を配っているものです。
仕事の全体像や段取りが頭の中でできているので、自分勝手に仕事をする事もなく周りに気遣いができるのです。
また人の仕事の良いやり方を吸収し、自分のものにすることができます。
【 曖昧な受け答えをする 】
仕事で何か質問をされて受け答えをする時、語尾がはっきりしない人は自分のすべきことを理解していない人でしょう。
仕事のできる人は曖昧な表現を使う事はありません。
はっきりと断言できるのです。
それは上記の特徴をすべて克服して初めてできることなのです。
上司の本音。仕事のミスを隠すくらいならすぐ報告することが重要
アンケートを実施したところ、次のような結果になりました。
第1位 「ミスをしたら早く知らせて」・・・・・21.6%
第2位 「言葉づかいは敬語で」・・・・・・・・18.0%
第3位 「時間は守って」・・・・・・・・・・・13.1%
第4位 「聞いたことはちゃんとメモして」・・・12.8%
第5位 「雑用は自分から勧んでやって」・・・・11.3%
第6位 「挨拶は必ずして」・・・・・・・・・・ 8.2%
第7位 「正しい敬語を使って」・・・・・・・・ 5.2%
第8位 「一人で悩まず相談して」・・・・・・・ 5.2%
第9位 「上司や先輩を敬って」・・・・・・・・ 1.5%
第10位 「空いた時間は勉強して」・・・・・・・ 1.2%
※11位以下は略1位は21.6%の票を集めた「ミスしたら早く知らせて」でした。
自分がミスをしていることがわかったら、なるべく早めに正直に上司や先輩に知らせることが重要ですね。
後回しにすればするほど言いにくくなり、悪い状況に陥るケースは非常によくあります。
仕事のミスは隠さず明かすべき!明かすことが重要な理由
答えは「ミスは明かす」です。
ちょっとしたケアレスミス、重大ではないミスの場合のお話をします。
これはある程度自分の力で巻き返しが効く時です。
「あー、やっちゃった」と思ったら、まず周りの人にありのままを知らせましょう。
もちろん自分でどうにかなるといっても、多少は周りに迷惑がかかるはずです。
そこで正直に謝罪ができるか、自分でどこまでミスを挽回できるかが重要で、改善するための努力すればあまり問題はありません。
それよりも、そんなに大したことないミスなのに、隠してしまう事の方が愚かな行ためです。
「なぜ黙っていたの?」とバレて上司に怒られるのが関の山です。
また「今後この人に任せて大丈夫だろうか」と疑問を持たれてしまいます。
信頼を失えば全く良い事などありません。
以前、私の部下でちょっとしたミスでもすぐに隠したがる人がいました。
おそらく自信を持って仕事に取り組んでいないのと、変なプライドが邪魔をしていたのだと思います。
しかしこちらからすればやはり心配です。
なので、それから重要な仕事は任せていません。
出世の道が塞がれた形です。(塞いだのは私ですが・・・)
反対にミスの大小問わずヘラヘラと知らせに来る強者もいました。
どうしようもない奴です。
しかし、その人との仕事は心配する必要がないのでやりやすいのです。
ミスの知らせがないということは仕事が順調だということだからです。
この人の方がまだ大きな仕事を任せることができます。
部下が仕事のミスを隠さないために出来る上司の対応や心構え
ミスの大きい小さいを問わず発見した際は、その情報をみんなに共有して会議を開いていました。
そこでいつも私は「ミスをした者は辛いし、報告も嫌だろう」「しかし後から入って来る後輩に同じ辛さを味あわせたくない」「システム改善のための役割を与えられたと思ってくれ」「それが可能なのはあなただけなんだよ」ということを伝えるだけで闇雲にガミガミ叱りつけるということはしません。
役割を与えられた当事者は、「システム改善」の一員であると認識します。
「誰が悪い」ではなく「何が悪い」のかを認識させることで、システム改善のためにもっと相談しようという気持ちになってくれるのです。
実際、相談してくれる事が多くなりました。
ちょっとしたミスがある度に当事者の責任にして怒鳴り散らしていたら、それはミスを素直に報告できなくなりますよね。
また、それに慣れてくると「叱られキャラ」が定着して本人も辛いですし、さらにそこから脱出できなくなるという悪循環に陥ってしまいます。