子供がお金を盗む原因・理由・本音…親としてできる解決・対処法
ある日、自分の子供が親の財布からお金を盗む瞬間を見てしまったら、驚きと同時にショックを受けてしまいますよね。
なぜそんなことをするのか、原因は何だろうかなど悩むと思います。
頭ごなしに怒ったところでまた繰り返すかもしれないという心配も出てきますし、親としてどういった対応ができるでしょうか。
そこで今回は、お金を盗んでしまう子供の理由や原因、親としてできる対応などについてご紹介します。
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信じたくない…子供が親の財布からお金を盗むケースがある
<ケース1 中学生の娘>
中学生の娘が親の財布からお金を盗みました。
金額としては2000円ですが、信じていただけに裏切られた思いです。
うちは決まった金額のお小遣いをあげているので、娘の所持金はだいたい把握しています。
最近貯めたお小遣いでゲーム機を買ったので、所持金は数百円のはずでした。
ところが昨日友達と出かけて帰ってくると2,000円のレシートを持っていました。
おかしいとは思いましたが、最初はあまり疑いませんでした。
盗んだとわわかったのは、私の財布に入っているお金を確認していたのですが、2,000円少なくなっていたからです。
いろいろ考え調べてみると、何日間かにわたり、袋に入れていた数千円、母親の財布の500円、妹の貯金箱、主人の財布の1万円がなくなっていることがわかりました。
<ケース2 小2の息子>
小2の息子が私のバッグに物を落としたと言って中の財布を勝手に開けたことから、問い詰めました。
数日かけ、きつく叱らないと言い含めて聞き出すと、自分が持ち出してカードゲームなどを買ったと白状しました。
数日間嘘をつき、しらを切ろうとしました。
最近カードがやけに増えているのを変に思って聞いても、友達にもらったと言っていました。
気がつかなかったのは迂闊でした。
彼にはお小遣いをあげていなかったので、お小遣いをあげて管理するところから始めました。
心の病気が影響?子供が万引きをしたりお金を盗む原因
以前ハリウッドの有名女優、ビバリーヒルズの店で万引きして逮捕されたというニュースがありました。
「まさかこんな人が・・」と思うような人が万引で捕まることがありますね。
お金に困っているはずはないのに、「どうして?」と思わずにはいられません。
彼らはクレプトマニア(窃盗症)と呼ばれる万引きをせずにはいられない心の病気なのです。
お金に困っているわけでも、その品物がほしいわけでもないのに、盗まずにはいられないのです。
盗癖は子供にはよく見られることです。
かなりの人が経験しますので、それだけで悪く育ったと思い悩む必要はありません。
大きくなってから発覚すれば、下手をすれば警察沙汰にもなりかねませんから、親の目が届き、謝ってすむ幼児のうちに体験して直せれば、それはむしろ感謝してもいいくらいでしょう。
実は私も小学校の頃に経験があります。
子供というのはまだ欲望をうまく制御出来ず、欲しい物を手に入れるために、こういう行動に走ってしまいがちなのです。
お金を盗む子供が密かに抱えている心の中の本音
厳しいしつけをしているにもかかわらず盗みをする子供、その子の本当に欲しい物は「母親の優しさ」かも知れません。
子供は盗みをしてでも自分に欠けたもの、必要なものを得ようとします。
魂から欲しいものは、時に大人の常識を遥かに超えてしまいます。
表面的に盗んでいるのは親のお金ですが、実際に盗んでいるのは親の愛です。
心の隙間を埋めようとしているのです。
何が欲しい、何がしたいと安心して正直に言えない環境もそれを後押しします。
ただ叱りつけても子供に恐怖心を抱かせ、親子の間の壁を高くするだけで、何の効果もありません。
その前に考えるべきは子供が愛に飢えていることです。
周りの大人はそれを子供と一緒に考えなければなりません。
お金を取られた時の嘘をつかれ、裏切られたという悲しみ、どれほど残念な気持ちになったか、自分の素直な気持ちも子供に伝えましょう。
それが子供の反省を促すことになります。
子供の盗癖のきっかけは「寂しさ」であることが多いのです。
親の注目を失うのは子供にとってはとても辛いことです。
下の子が生まれると上の子が悪さばかりするようになることもあります。
そうやって親の注意を引いているのです。
それに対して親が怒れば、さらに状況は悪化します。
怒られても注意を引くことには成功したわけですから、また同じことを繰り返すのです。
その行動の本質を見極めることが出来なければ、悪循環に陥ります。
お金を盗む子供と両親の関係性…親子問題について
中学生くらいの子供なら、自分の家の経済状態や、親の自分に対する反応はよく理解していますし、子供なりの遠慮もあります。
そもそも子供がお金を盗むのは、素直に「お母さん、こういう理由でお金が要るんだけど、いくらかもらえない?」と言えない親子関係にあるからです。
どこの世界に嬉々として親から盗みを働く子供がいるでしょうか?親も裏切られた思いで傷つきますが、子供の方は心の奥底でもっと傷ついているのです。
こうした出来事に対して、「善悪」で対処しようとすべきではありません。
子供が親に対して正直になることの出来ない親子関係の問題なのです。
自分の子育てが盗みを働くような子供を作ってしまったことではなく、「子供が親に甘えられない」という親子関係を作ったことこそが問題なのです。
お小遣いが欲しい時に、気兼ねなく親にそう言える関係、それこそが重要なのです。
非行行動は子供からのメッセージだと思ってください。
叱っても行動を改めない時には、そうした非行行動の背後にある根本的な理由を子供と一緒に探らなければなりません。
ただしその時に、親の自分にだけ全ての責任があるといった思い込みは禁物です。
子供だけが悪いのでも、親だけが悪いのでもありません。
家族みんなの問題なのです。
家族間のコミュニケーションがうまく行かず、子供がストレスを抱えているのです。
子供がお金を盗んだときに親ができる対処方法
子供が親の金を盗んだ時にまずすべきことは、子供の話を聞くことです。
頭ごなしに怒るのは逆効果です。
何時間でも時間をかけて、子供の気持ちをよく理解しながら話を聞いて上げましょう。
自分の思いが親に受け入れられていると感じさせることが重要です。
そうすることで自己アピールとしての盗みは必要なくなります。
親として子供のことをどれほど気に掛けているのか、どれほど大切に思っているのか、具体的に言葉にして伝えて上げるのです。
まずは自分たちの方から心を開いて子供に歩み寄りましょう。
そうして初めて子供も心を開いてくれます。
そのようにお互い素直に気持ちを伝え合える環境を作ること、それが親の責任です。
親に話を聞いてもらえない子供は本当に孤独感を感じています。
何でも話し合える親子関係を構築するのが重要です。
子供の持ち物や行動に日頃から気を配り、毎日その日あったことを話し合ってください。
子供をよく見て、今何に興味があるのか、どのような考え方をしているのかを知ってください。