子供が友達からいじわるされていたとき親だからこそ出来る対処法

自分の子供が友達からいじわるされているのを知ったとき、親としてどう対応をとっていますか?
可愛い我が子がつらい思いをしていたら助けたいという気持ちが大きくなると思いますが、子供同士ということもあって、親が出ていっても良いのだろうかと葛藤も生まれるはずです。
大人が子供に止めるように言うのは簡単ですが、子供自身が解決していかなくてはいけません。
今回は、子供が友達にいじわるされたときの対応についてお伝えします。
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子供が友達にいじわるされたと知ったとき親としての対応
幼い子供が友達からいじめを受けていても、それを親など周囲の人たちに黙っていることがよくあります。
それがある日突然「幼稚園に行くのは嫌だ」とごねるようになり、理由を問いただしてやっと子供がいじめに遭っていることがわかったという話もよく聞きます。
そう言えばこのところ食欲がなかったり、指をしゃぶることが多くなったりと、何らかの形で子供はSOS信号を発信していたことに、初めて思い当たったという親もいるでしょう。
じっとこらえて来たものが抑えられなくなって大泣きしている我が子の姿を目の当たりにするにつれ、親の方もいじめた相手に対する怒りが一気にこみあげてきたりします。
しかし、大人としてはここは冷静にならなくてはなりません。
それまで耐えてきた子供の苦しい思いをきちんと受け止めてあげるためにも、ともかく本人の言い分に耳を傾けることが必要です。
親が自分の気持ちに共感してくれることが分かれば、子供としても落ち着きを取り戻し、自分は一人ではないことを改めて認識することができるでしょう。
まずは子供のケアに努めることが大切です。
子供が友達にいじわるされたときに親が子供に伝えたいこと
他の子供を傷つける言葉を口にしてしまった相手の子供にしてみれば、単に自分が思っていることや要求していることを言っただけに過ぎず、いじめをしたという認識を持っていないケースも多々あるものです。
小さい子供ことですから、自分が感じたことや思っていることを的確に言葉にするだけの表現力やボキャブラリーがまだまだ不足していることをまずは抑えておきましょう。
一通りの会話ができる年齢になったと言っても、幼稚園児くらいの子供に相手の気持ちにも配慮しながら話すことまでも期待するのは無理というものです。
幼年期は人間関係について学びながら成長していく時期でもあります。
友達との間で何らかのトラブルがあったとしても、子供が成長していく過程で必要なトレーニングの一つだと受け止めて、次のような点について子供と話し合ってみて下さい。
- 意地悪なことをされたら誰でも辛いのだから、自分がされて不快だったことは他の人にはすべきではないこと
- 悪気がなくても、表現の仕方によっては相手に嫌な思いをさせてしまう場合があること
- 逆に言われた時には嫌だと感じた言葉でも違う受け取り方ができる場合があること
- 自分が感じたことや相手に疑問を持ったことについては訪ねてもよいこと
寂しさや悲しさ、辛さを子供のころから味わうことで、それに対する耐性を身に付け、精神的にも逞しくなっていくのが人間というものです。
ですから、これらマイナスともいえる感情が沸き起こったとしても、それに対応できる術を取得していくことが大切なのです。
幼少時にそうした体験を数多く重ね、人の痛みをわかるようになれば、陰湿ないじめをする人になる可能性も減らせるでしょう。
子供が友達にいじわるするのは親が原因?親の態度改善の必要性
家庭内で父親が子供に乱暴したり、母親が下の子の育児に気を取られ、構ってもらいたいと思っている上の子を叱りつけたりといったようなことはありませんか?
幼稚園や学校でも、本人としては悪気がなかったにも拘わらず、先生からこっぴどく怒られたり、年上の子から嫌がらせを受けるなど、辛い思いをすることが重なっているような子供がいたら注意が必要です。
いわゆる「空気が読める」子供ほど自分を抑えようとする傾向にあるのですが、ストレスが溜まってくるとその矛先を他の子供に向けてしまうことがあります。
こんな時にいきなり「意地悪はしないで、人を思いやるように」と説教しても納得してもらえないと思います。
いじめっ子に思いやりの心を説くなら、大人の方からまず範を示すべきでしょう。
もし大人の方でむやみに叱りつけたりするなど、その子供に何か辛い思いをさせたと思い当たる節があるなら、配慮が足りなかったことを率直に詫びましょう。
そして自分はそうしたことは二度としないことを伝え、子供に対しては他の子への嫌がらせを止めるように諭してあげて下さい。
すぐに態度を改めてくれなくても、次第に意地悪をしなくなる子供の方が多いようです。
人間というのは他人から思いやりの心を示されて、初めてそれが何たるかを理解できるものだと言われています。
思いやりの心は大切ですが、それを子供に期待するには、その子供がどういった境遇に置かれているかをまずは大人の方から「思いやってあげる」必要があるのです。
子供が友達にいじわるされても親がその友達を引き離す必要なし
もし子供が友達との関係に悩んでいたとしても、安易に問題となっているその友達を遠ざけようとするのは考えものです。
その前に何かできることはないか検討してみて下さい。
喧嘩ばかりしているのであれば、それを鎮めようとするより、喧嘩に発展しないための方法を探しましょう。
子供に何かあると、親としては子供を守るため、その障害を取り除こうとする方向に動こうとします。
しかし、子供が力を付けるにはいくつもの苦難を克服し、上達するためには数多くの体験を積み、広い視野を養うにはいろいろな見分を重ねていくことが必要なのです。
つまり人間として成長していくには希望通りに事が運ばず辛い思いをするといった試練を乗り越えていかなくてはならないということです。
ですから良くないことは良くないと分からせた上で、困難に直面した場合には一緒に解決する方法を見つけてあげてください。
グローバル化の時代と言われていますが、この傾向はこの先さらに顕著になっていくはずです。
そんな多様化する世の中にあって必要とされるのは柔軟な人間性であり、子供たちにもそれに応えられるだけの人間に成長できるかどうかが、今後の時代を生き抜くカギとなるはずです。
どんな親でも子供たちが将来も明るく笑って過ごせることを望んでいるに違いありません。
しかしそのためには、今のうちから様々な経験を数多くさせてあげるべきなのです。
子供の友達関係に悩む親はたくさん!先輩ママからのアドバイス
「いつもうちの子は意地悪されてばっかり」と心配しているお母さん達の気持ちもよく分かりますが、それでも意地悪をする側でないだけまだ救われると思ってください。
こうした悩みはこれまでも数多くの先輩ママ達が向き合ってきたことなのです。
同じような体験をしたお母さんの中には、なかなかの神対応をして周囲を和ませた人もいるので、その事例をここで紹介しておきましょう。
そのお母さんは、自分の子供が他の子供に意地悪されているところを目撃して、明るく「見ちゃったよ」と笑って声をかけたのだそうです。
意地悪をした子供のお母さんはその場ですぐに謝罪してくれましたが、一緒にいた他のお母さんたちは声をかけたお母さんにつられるようにして笑ったので、周りは笑い声に包まれたというのです。
意地悪をした子はというと、こちらはバツが悪そうにして笑っていたのですが、意地悪をした子もされた子もそれに一緒にいたお母さんにも好ましい影響を与える対応だったと思います。
周りの人達というのは、思ったよりもこうした時にお母さんの振舞いを見ているものですが、この例を参考に何かあった時には臨機応変に対応して欲しいものです。
自分の思いを口に出すのは難しいと思うかもしれませんが、今すぐでなくてもいつかはそれができるようになります。
大丈夫ですから今しばらく辛抱してみてください。