頭を強打した場合に受けたほうがよい検査とは

頭を強打した時には、出血等の外傷だけではなく、脳への影響も心配になりますよね。
頭を強打した場合には、すぐに症状が出る場合もありますが、慢性硬膜下血腫のように、徐々に血がたまって症状が出ることもあります。
このようなことにならないように、頭を強打してしまった後に受けたほうがよい検査について調べてみました。
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後頭部を強打した時には検査は必要?
大人の場合には、転倒して後頭部をひどくぶつけるといったことはそれほどないと思われますが、子どもは滑って転び頭を強打することもままあることです。
頭を打ったものの骨折には至らず、目立った傷もない場合には、受診するなどせずそのままにすることもよくあることでしょう。
とはいえ、ぶつけた場所が後頭部である場合には、打撲であっても後になってから重大な結果が生じるおそれもありますので、慎重に判断することが大切です。
後頭部への打撲は、人の生命維持に欠かすことのできない大変重要な器官である脳の損傷につながることがあります。
また、脳障害は後遺障害を生じる可能性もあることから、後頭部を打った場合には、目で見て傷がないと思われる場合でも、まずは病院を受診し、できるだけ早く、検査により脳へのダメージの有無を調べることが望ましいでしょう。
打撲後に頭痛を感じながら、これを放置したために、症状の悪化やその後の人生への支障などの深刻な結果を招いてしまうということはぜひとも避けたいところです。
頭を強打した時にCT検査を受けたほうがよい危険な症状とは
では、頭部打撲のうち、危険なものはどのようなものでしょうか。
打ち方でいうと、打撲の瞬間に大きなエネルギーが頭にかかっている場合が一般には危険といえます。
頭部外傷につきCT検査を実施すべきか否かに関する、カナダの医療機関で用いられているガイドライン「カナダ頭部CTルール」などに照らし合わせると、病院で診察を受けるのが相当なのは、以下のような場合です。
(1)バイク又は自動車にはねられて頭を打った。
(2)バイク又は自動車から放り出されて頭を打った。
(3)1メートルを超える高さからの転落で頭を打った。
(4)階段を5段以上転げ落ちて頭を打った。
また、飲酒している人は、アルコールの影響で眠っているのか、あるいは意識を消失してしまっているのかの判別が困難であるため、とりわけ慎重な判断が必要です。
東京ベイ・浦安市川医療センターでは、飲酒し酩酊している患者はほとんど全員につき頭部CT検査を実施しています。
では、症状から見た場合の危険な兆候はどのようなものでしょうか。
次のいずれかに当たる場合が危険な場合として挙げられます。
(1)頭部打撲の際の記憶がない場合。
(2)頭を打って後、30分以上にわたって記憶が欠けている(全健忘)場合。
(3)頭痛がどんどん悪化している場合。
(4)頭を打った後に吐いている場合(特に嘔吐が複数回の場合)。
(5)手足のしびれや片麻痺(かたまひ。体の左右どちらか半分に力が入らない状態)がある場合。
(6)複視(ふくし。物が二重に見える状態)が出ている場合。
(7)けいれんが出ている場合。
(8)意識がないか、眠ってしまう(昏睡)場合。
(9)眠っていなくても、ぼんやりしていたり、会話が成り立たなかったり、話のつじつまが合わなかったり、突拍子もないことを話したりする場合。
(10)興奮して暴れる場合。
(11)そのほか、目の周りが赤紫色になりパンダのようになっている場合、耳の後ろにあざがある場合、など。
頭を強打したその後注意したい症状とは
頭を打ってしばらくしてから頭が痛くなったり吐いたりする、あるいは意識障害が遅れて現れるといった場合には、急性硬膜外血腫など命に関わる状態になっているおそれがあります。
また、頭蓋内出血が起こった場合も、出血しているのは脳ではなく骨折した箇所や硬膜(脳を包んでいる膜)なので、出血がたまって血のかたまり(血腫)が脳を圧迫するまでは一見症状がないように見えます。
頭を打った直後にCT検査やレントゲン検査を行ったときには異状が認められなくても、2,3日後に症状が現れることもありますし、極めて細い毛細血管や静脈が傷つき出血している場合には、数週間から数ヶ月が経過してから脳圧が上昇することもあります。
したがって、受傷直後に頭骨骨折がないとわかっても油断は禁物であり、頭部を打撲した後しばらくの間は、家族など周りの人が様子を十分に観察することが大切です。
注意すべき状態としては、なんとなく様子が違う、長時間ぼうっとしている、傾眠、活気がないなどですが、更に進むと頭痛や吐き気・嘔吐、そして運動障害や言語障害、失禁、記憶障害、認知症のような症状なども現れることがあります。
とりわけ、高齢の方の場合には、受傷から1か月後に再検査をすることが必須であり、それまでの間は、体調変化を見逃さないために、飲酒や風邪薬、睡眠導入剤などの服用は避けるようにします。
頭を強打したら必ず頭部CT検査は必要?
頭を打撲した後の検査としてよく行われるのは、頭部CTの撮影です。
実際には、相当時間の経過後も意識がはっきりしている場合には、頭蓋内の損傷はないことが多く、「頭蓋骨骨折も意識障害も全くない事例は99パーセント以上CT検査は不要である」との海外でのデータもあるほどです。
海外では、後述のように、診療に対してのコスト意識が高いことなどから、頭を打つたびにCTを撮ることが難しく、交通事故などの高エネルギー外傷や高齢者などの基準を設け、それを満たす場合のみに頭部CTや頸部レントゲンを撮るという運用が行われています(前述のカナダCTルールやカナダ頸椎ルールなど)。
これに対し、医療費に対してのコスト意識が低く、CT検査装置も普及している日本では、こぶができる程度の頭部打撲でも念のためにCTを撮る運用が現在もよく見られます。
通常は、受傷から3時間以上がたっても意識障害が全くなければ概ね心配なく、6時間経過後も問題なければほぼ安心といえるでしょう。
頭を強打した時の頭部CT検査の必要性〜海外と日本の考え方の違い〜
頭部打撲時のCT検査の必要性を考えるとき、日本と欧米とではいささか事情が異なることに留意する必要があります。
国民皆保険制度のない欧米の諸国では、各人の加入する保険会社が医療費を支払うことになるため、無駄な検査や診療は極力排除することに重きが置かれています。
前述の「カナダ頭部CTルール」も、こうした観点を踏まえて作成されています。
これに対し、日本では、健康保険制度が整っていますし、一時は「都内には、全ヨーロッパ内にあるのと同じくらいの数のCT検査装置がある」と言われたくらい、CT検査が普及しています。
ですので、頭部を打った患者については、意識を消失したりぼんやりしている場合などにはCT検査を実施することが相当です。
また、意識障害の国際的な評価方法であるグラスゴー・コーマ・スケール(GMS。声かけに対し開眼するか、話せるか、手足を動かせるかを4〜6点満点で点数化し、合計点数が低いほど意識障害が重篤と判断する)が、受傷後2時間以上経過しても15未満である場合、頭蓋骨骨折が疑われる場合(鼻腔から脳髄液が鼻水のように出る、前述のパンダのような目になるなど)、65歳以上で2回以上嘔吐している場合などは、痛みが強くない場合でも必ずCT検査を実施しなければなりません。
他方で、頭を打っても意識がはっきりしている場合には、CT検査までは必要ないという判断をされることが多いでしょう。