離婚後は子供に会う?会わない?一番に考えるべきこと

最近は離婚する夫婦も多くなり、バツイチも珍しくありません。
しかし子供のいる夫婦の離婚には、いくつか問題点もあります。
離婚後は子供に会う、会わないで揉めることもあり、なかなか離婚が成立しない…なんてことも。
親の離婚に振り回される子供にはどのような影響があるのでしょうか?
また離婚した後、子供にどのようなサポートをすべきなのか、親としての在り方についてまとめてみました。
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離婚後子供に会う?会わない?振り回される子供たち
離婚で両親も大変でしょうが、いちばんの被害者は子供です。
別々に暮らすようになり、たまに子供に定期的に会って話しをしたり、一緒に遊んだりすることもできますが、両親が離婚した後も、父母どちらからも愛情を注がれているという実感を子供が得ることによって、自尊心や安心感を育むことができるのです。
離婚で離れて暮らすことになった側の親の権利ではなく、あくまでも子供のための権利ということを理解しておきましょう。
父母が離れて暮らしているケースは、出かけたり移動することから訪問や迎えにくるといったことと、宿泊を必要とするのかしないのかによっても変わってきます。
どんな場合でも、子供の年齢や健康状態、生活の状況を第一に考慮して決めなければなりません。
離婚しても親としての責任はあります。
子供に無理のないように設定してあげることを意識しましょう。
そこは夫婦が協力して考えていかなければならない大切なところです。
別れて暮らす親への思いをあからさまに示すことはなくても、心の底ではどちらの親からも愛されたいと願っています。
別れて暮らす親に対しても愛してほしい優しくしてほしいなど誕生日、成人式、結婚式などにはおめでとうの電話か手紙がほしいと思っています。
経済的支えである養育費等の支払いは、親と子をつなぐ絆であることを忘れないでほしいものです。
離婚後子供に会わない場合の親としての責任
「話し合いで慰謝料はなく養育費も払わない約束で離婚しました。
奥さんの実家がかなりのお金持ちなのでお金の心配は不要なためです。
子供のために子供とはもう会わないという取り決めをしました。
奥さんが新しい旦那さんと再婚するときに子供にとって自分の存在は邪魔だと思い決意しました。
会えないのは平気というわけではないし、最初は会いたくてたまらなかったし、小さい子を見るとつらかったです。
でも忘れようと思っています。」
親権を持つ母親から「子供にはもう会わないでほしい」と申し出があったようですが、これはあくまでも子供のことを考えた上での申し出だと理解しましょう。
厳しいことを言うようですが、この問題こそが離婚です。
別れた親が親としての責任を果たすのは、子供と会って遊ぶことではありません。
子供の自立心を芽生えさせることも責任です。
そのために会わないことを選択したのならそれは親の責任感からです。
子供に会わないと決めた場合には、将来子供が大きくなって本当の親に会いたいと言いだした時のことも話し合っておく必要があります。
別れた親が現実にできる役目は、養育費を支払うことだけです。
一緒に遊んだり、愉しんだり、子供の成長を見続けるのは 離婚した時に失っているものだと受け入れなければなりません。
離婚後子供に会わないことも…気になる「面会交流権」
「子供の福祉に反しない限り、親権者にも監護者にもなれなかった親に、面会交流を行う機会の権利を認めるべき」
このような判断がされて以降、実務上において面会交流する権利は、子の福祉を害することがない限り、当然に認めるべきとされてきました。
面会交流は親側だけの権利だと思われがちでが子供が親と面会し、親から愛情を注がれることは、子供の人格形成の上でも必要不可欠であり、とても重要なのです。
面会交流は、その両親の愛育を求める子供側の権利でもあります。
ルールを決めておきましょう。
面会交流の設定及び内容について合意ができた場合、口約束にはせずその内容を離婚協議書(公正証書)に残す必要があります。
離婚協議書などの書面に残さないことによって、トラブルが起こる可能性も。
面会は月に一回会うと約束していたのに、仕事を理由に実際は週に一回の面会を求めてきたり約束と違うと言っても相手が、そんなことは約束していない、証拠はあるのか?と脅してきたり。
このような状態では、子供と面会をさせるわけにはいきません。
子供の面会を必要以上に求める理由の中には、元妻に復縁を求める機会をつくるためや、子供の面会という口実で毎日面会を求めるケースもあるのです。
親同士の関係が悪い場合は、きっちり決めておいた方がベターです。
面会交流を拒否できるケース、子供の面会を拒否できるケースを取り決めておく必要があります。
たとえは「子供が病気の時は面会できない」などです。
離婚後に会う?会わない?子供の意見が第一!
離婚して別々に暮らしていても親には変わりありません。
親権を決める際に子供がある程度の年齢に達していた場合は、その子供の意志が尊重されます。
0歳〜10歳:衣食住全般にわたって子供の面倒を見なければならないので、母親が親権者になる例が多い。
10歳〜15歳:子供の精神的、肉体的な発育状況により、子供の意思を尊重するとの取り扱いがされています。
15歳を過ぎれば、子供自身も判断をできる年齢であるとして、裁判所も子供の意思を尊重します。
子供が離れて暮らしている親に会いたいと言ったら、会うための準備をしてあげましょう。
会う回数や場所、おもちゃや洋服など買うときには相談をするなど、会う前に約束事を決めておくとトラブルになりません。
子供が会いたくないと拒否した場合には、子供にあなたの気持ちを話したけれども、今は会いたくないようだ。
と伝えましょう。
元夫が子供に会いたくて家の近くや学校で待ち伏せする可能性もありますので言葉を選ぶ必要もあります。
このようなときには元夫の性格を考えながら、上手に「会いたくない」と言っていた旨を伝えて下さい。
離婚による子供の精神的ストレスを慧眼する方法
離婚は子供の成長にどんな影響をもたらしているのでしょうか。
子供は成長過程で遭遇した親の離婚をその後どのように受けとめているのか。
離婚するときに親が子供に説明をしているのは7割程度で説明をしなかった人の理由は、子供が小さいからまだ理解できない、理解できる年齢になったら話す、や質問されたら話すなどの回答でした。
子供が幼い時期の離婚でも離れて別々に暮らすことになるのでわかりやすく説明して、子供が不安にならないように配慮し、「大丈夫だよ」と声をかけて、「責任を持ってあなたの世話をするよ、安心してね。」と真っ先に伝えることが必要です。
子供は離婚で、悲しい、ショック、寂しい、腹がたつ、辛い、心配、不安、板挟みなどの感情が思い浮かぶといいます。
「離婚しても父親・母親であることは変わらないし、親を恨む気持ちが出てくるだろうが、親を信じて乗り切ってほしい。親には親の人生があることをわかって。」
たとえ受け入れられなくても、粘り強く自分の意見や不満は親に伝えた方がいいのです。
子供にはあなたを1番に愛していると伝えること以外にないといいます。
大好きだよ、愛しているよと口で言うだけでなく、感心を持って育児をする、抱きしめる、などもとても有効です。